栗原だより

ヘビーローテーション

一人で自転車乗ってると（イヤホンつけてなどは持っての他なので）、頭の中で突然、どうでもいい音楽（歌）が鳴り響くことがある。週末の練習に出かけるときは、たいてい家をでて、うっすら上る朝日を見たとたんに、♪あーさやけーのひかりのなかに、たつかげは、「ミラーマンのテーマ」がぐるぐるとヘビーローテーション。集合場所について、みんなと会話を交わすまで、耳（頭？）について離れない。

 

ジロが終わって、ドーフィネ。夕べは、最後に気まぐれにアタックしたヴォクレールの下がりまゆが、なぜか今朝起きてからも、脳裏から離れず、そんなことを考えながら通勤路を走っていると、突然頭の中を、田原俊彦の「恋はDo!」が鳴り響き始めた。俊ちゃんの歌も数ある中で、なぜ「Iwanna do!」だったのかは不明だが。ヴォクレールの、なんとなくしまらない、色白の顔見ると、俊ちゃん思い出すんだよねー。

そういえば俊ちゃんの娘もデビューだそうだが、三浦友和の息子はどこに行ったのか。と思ったら、さだまさしの息子、娘もデビューしてるんだそうだ。こっちは、うまくローテーションしませんね、そんなもんですかね、って、どんなもん？

ママチャリで付き合わされるのは辛いのです。

とうとう第二子の予定日まで秒読み状態となり、帰宅時間制限対応の早出練が続く中、いつもいつも一人で走るのもつまらないので、今日は本隊7時発。この時間だと、家出るときから、あったかいですね。

志木のカッピー商店街で、朝日に光る50円玉をゲットして、集合場所に。やっぱり一人で走るより全然楽しいですね。誰がどう見ても絶好のサイクリング日和ではあるが、峠に向かう皆さんのルートとは外れて、早帰り。逆方向へ向かう数々の自転車たちを見送りながら、帰り道には、活きのいい大根を直売所でゲットしてサコッシュに背負って11時前には帰宅。

 

4歳まであと三カ月。ちかごろ富に、体力がついてきたんじゃないかと思われる航を引き連れ、臨月の由紀からのメモを持って買い物へGO。定番の直売所から小さなスーパーを回って、約4km程の道をストライダーでついて走る航は、それでも走り足りないらしく、家に帰ってもまだまだ走る。 金曜日に遊びにきた従兄が、三輪車で転んでしまった話を、「くーちゃんがラクシャしたんだよ。」とか言ってみたり。

その後は、前ブレーキのワイヤーの切れたママチャリを修理したり、毎日履いてる、SPDの通勤靴を洗ったり、足元のガタつく居間のテーブルを直したり。ああ、週末が終わっていくのでありました。

早く起きた朝は。

なんて番組がありましたね。時間帯が変わって「遅く起きた朝は」になったこともあったようですが、松居直美と、磯野キリコと、森尾由美。仲よさそうな三人の設定が、長い人生の中の紆余曲折で、盤石の森尾由美に対し、ほかの二人の人生が痛くなってきて、その仲もぎこちなくなってきてあんまり見る気もしないんですけどね。早く起きるか、遅く起きるか、健康診断の問診表の睡眠時間の欄に、「平日の起床時間」と「休日の起床時間」とあったが、当然ながら、平日より休日の方が起床時間は圧倒的に早いのです。そんなわけで6時発の案内を出してみたので、土曜日は、4時過ぎに起きて、同意者がいないかを確認したのち（案の定いませんが）、朝食の準備がてら、自転車を出そうとしてみれば、後輪がパンクしていて、あわててチューブ交換。そそくさとトーストかじって、このところ定番になった腹巻き代わりのハンドタオルを仕込んで出発。どうにか予定よりも5分ほどの遅れにとどまり、集合地点を通過。

荒川っぺりは、きれいに草が刈られていて、むせかえるような匂いとともに、居場所を失った小さな虫が飛びかっていて油断すると鼻の穴に入ってくる。朝ミミズの季節も近いですね。

時間がぶつかってしまうのか、見覚えのある、ピナレロの黒いジャージがくっついてくる。ほどほどにスピード落としてみたりしても、なんでこういう人って素直に前に出ないんですかね。結局物見山まで引きずって、巖殿で休むふりしてスルー。鳩ローで補給休憩。店長が代わっていた。

早く出た分、早帰りとはいえ、ひと山くらいは行けるので、横松登って、西平へ下って。田中の交差点でHIDE集団とすれ違い、その後ろにいた二郎さんともすれ違う。鳩山高校前にエロ本が落ちているのをチラ見しつつ三段坂から帰路につくと、今度はなかなかに南風、すなわち向かい風がきつく、荒川に帰りついたころにはヨレヨレ。おまけに、右足のバックルが合わない症状が出てきて右腰も痺れてきて、予定より時間がかかって帰宅の117km。

 

ワタシはレーパン、彼は海パン。

連休明けはいきなり雨続きで電車通勤続き。ようやく晴れた今日は、会社の健康診断日。つまり食事は前日21時までの朝食抜き。この状態で、30kmを自転車で出社するのはかなり危険が危ない気がするが。身長は今年も170cmを越えることなく、腹回りは75cm、採血のおばちゃんがやたら手を握るのが気にかかったが、最後にビルの一階外でレントゲンを撮り終わると同時に、となりのローソンに駆け込んでのり巻きとピーチョコでエネルギー充填。ハンガーノックどころではないのです。

 

てきぱきと仕事を進めて、夕方は四ツ谷のプロダクションへ向かう。麻布からゆるく登って、青山一丁目の交差点で信号待ちをしていると、目の前を横切る黒いピナレロ。なんと、小島よしおでした。今までに、今は亡きキヨシローに平和島で遭遇。去年は三田で、安田大サーカスの団長。小島よしおも、自転車芸人だとか言ってたけど、本当に乗ってるんだな。でもオリラジには会いたくないけど。

帰り道。新青梅を越えたところで、急に雨が。しかも土砂降り。ホントにこのあたりは降る、ね。

由紀に、小島よしおを見た話をしたら、「服着てた？」と聞かれた。そういえば最近は「早稲田卒のインテリ芸人」になっちゃったな。

遅ればせながら4月総括

1月は800km、2月は1000km、3月は1400kmと来て、4月はとうとう2125km。よく走りました。このぐらい走れれば、イヤでも調子も上がろうってもんです。拾ったお金は209円と5バーツ。こちらもまずまず。

成長

連休最終日は、お友達が我が家にやってくる。だがしかーし。天気予報は完全無欠の晴れなのである。走らないのはもったいなさすぎるのである。いいかえれば、もったいなさまっている、のである。訪問時間に備えて、由紀からは8時半帰りが守れれば走ってよし、との言葉に、ほぼ日の出時間に家を出て、そして今日もひとりｂｙ奥村チヨ、微妙な追い風を受けて、40km/hで快走♪。時計とにらめっこしながら、うーん、高坂のピオニウォークをぐるっと回って折り返し。川島の小学校脇で今日も一円。

 いつもの集合場所に、ちょうど7時に戻りついて、これから出発の皆さんに御挨拶してやや早めの8時過ぎには帰宅。80キロほどは走れましたよ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて入間から、お友達家族御一行様到着。もうすぐ二歳の蒼一郎くんのストライダーに、なまえステッカーを頼まれていたのでした。そして奥さまは、7月予定日の妊婦。臨月の由紀と積もる話もあるようで。

 

 

ステッカーも貼り終えて、航とふたり、初夏の日差しの中、ストライダーの走行会。

航もバイク仲間は初めてなせいか、いつになくテンション高め。よちよちの蒼一郎くんの回りをぐるぐる走りまわっているのだが、イッパシに先輩風を吹かして、どうやらお手本的に目配りをしているのが、ほほえましい。

 

 

 

こうして並んでみると、すっかり大きくなったものだと、しみじみ思う。1年前は、この蒼一郎君くらいのよたよただったのに。

 

航の走り方に刺激を受けたか、みるみる蒼一郎君の走りも上達していくのにはびっくり。こどもってすごいねー。

 

早起きして、一円拾ってる親父を尻目に、息子は成長しているのでした。

 

雨にもマケズ

埼玉の川島が雨の特異点であることは、我々の仲間うちでは定説であるが、ここ栗原も負けず劣らず、局所的に雨が降る。確か以前、奈良さんも新座はよく降る、と言っていたような。

さて、10連休と大盤振る舞いだった、今年のGWであるが、後半は4,5,6日と、用事と疲労で走れずじまい。7日はなんとしても走らねばと、6時発（集合場所）で意気込んで4時過ぎに起床。起床と同時に気象の様子を、自転車を格納庫から引きずり出しがてら、玄関から伺ってみるに、路面は多少濡れているものの、まだ雲は近づいてない模様。ところが着替えて、パン食って準備し終わったくらいに、バラバラと雨の音。結構な雨粒で、残念ながら、チキショウなDNS。に、心は傾いたが、待てよ、ここ栗原は雨の特異地点。パソコン立ち上げなおしてアメッシュなど見てみれば、思ったとおりの超局所的な雲が浮いているのみ。気を取り直して、予定より30分遅れでスタート。霧雨を抜ければ、ところによっては路面もドライで、出てきて正解。上江橋では、朝もやに光る10円玉をゲット。物見山の練習で走りだしてもう6年ほどになりますか、この上江橋も何回往復したことか。ここでお金を拾えるなんて、感無量。

前後誰も来ない橋の上で記念撮影の後、ほとんど他の自転車のいない道を岩殿まで。大東坂を三回反復して、リターン。7時発だった二郎さんとすれ違いつつ一人帰宅。自宅に近づけばこ れがまた雨。やっぱり特異点かな。希少な時間で、きっかり100km走れて、勝った気分（何に？）。 数名で上がる負荷もきついけど、一人で延々走るのもこれまたきつい。

 

雨だからといって、屋内でじっとしていられないのが子供のようで。僕の帰宅を待ちかねて、航が外でストライダーに乗ると言い張って聞かない。

仕方がないので、雨合羽を着せてやると、うれしそうにまだまだ小雨のそぼ降る中を、しぶきを上げながら爆走。そのうち北の地獄でも走ってくれますかね。

ひるね

7時発で。連休最初の長距離メニューを走れてなかったので、浅倉さん、市川さん、杉浦さん、飛田君の定峰組。「ゆっくりお願いしますね」とか「付きイチでヨロシク」とか、もう、試験前の「俺、全然勉強できてねぇ」と同義語な、うそばっかりな、結局は、全然走れてるじゃねぇかよ、なペースでさくさく進んで、清澄での先行もあっさりかわされて、明覚で小休止の後、予定通りの定峰方面。こちらもぐりぐり、ペースはしんどい。レッドカーペットから、飛田君がやや先行するも、どうにかバス停までは5人で到着。ここからは飛田君が飛び出して杉浦さん追走、で、市川、浅倉の2名を視界に、最後尾から。杉浦さん走れてるなあ。中盤で2人に追い付いて、ほぼ三人まとまって茶屋到着。15分15秒。アプローチを考えれば、こんなもんかとも思ったが、七重をこなしてきたはずのひるサイ組の松村さんにも結局追い付けなかったのは、根性が足りませんかね。

白石から下って、しばらく。ぐっと冷え込んで雨がばらばらと降ってきたが、亀ロー休憩時には、上がってセーフ。白石の下りで、対向車線をふくらんで登って来た車に押し出されて、コースアウトした浅倉さんの怪我（おおごとではありませんが）にバンドエイド貼って、さて帰りも、そこそこのペースで三段坂経由。大東文化下の動物公園を先頭に、渋滞が続く続く、ピオニウォークの駐車場がいっぱいになってるのも初めてみたが、渋滞は結局、戸守まで続いていた。

久しぶりに長めの150kmで、さすがに少しグロッキー気味で、昼食の後、航の遊んで攻撃をかわして、２階のベッドへ倒れこんだが、ほどなくターミネーターのごとく、息子がやってきた。あー、また相手か、と思ったが、どうやらヤツも昨日の来客などでここのところ、テンションが高かったせいか、気がつくと脇で寝ていた。安心してワタシも久しぶりに昼寝。しあわせな午後。

脱JCOM

エコポイントだか、地デジ化だか、オール電化だか、梅干し殿下だか何だか知らないが、ま、テレビはひとまずないと困る、かな。ただ、下関の田舎育ちの身としては、テレビなんてものは、NHKと、教育テレビと、民法数局なのが当たり前で、BSだとかCSなんてものはカンケーないと思っていた。ところが、ある年に帰省してみると、実家のテレビで親父が得意げに”AnimalPLANET”だとか、”DiscoveryChannel"などを視聴しておるではないか。え、新宿暮らし（当時）の俺が地上波のみの環境にありながら、この本州の端っこで、Jsportsでツール・ド・フランスも見られるっつーのはどういうことよ？！（それにしても、この世代の親父ってのは、なんでこの手の番組が好きなのかね。昔でいえば野生の王国とか）。

答えは簡単、一大ケーブルテレビネットワーク、JCOMが、、遠く下関をカバーしていたわけで、調べてみると、当時新宿をカバーしていたCATVでは、JSPORTSが見られないしょぼいチャンネルラインナップ。ワタクシ的には、「ああ憧れのJCOM生活」だったわけで、ロードレース見たさに、スカパーのアンテナを立てたのであった。ま、こんとき（2003年）のツールは、かなり面白くて、その甲斐もあったというもんだったが。

その後、杉並に越して、とうとう憧れのJCOM生活。そしてここ栗原でもJCOM生活は続いていた。が、どうにも下らないチャンネルが多すぎる。おバカなアメリカの高校生の吹き替えドラマなど見る気もしないし、だらだら垂れ流される通販もしかり。韓国ドラマのファンでもないし、今時のカウントダウンも興味なし（←おっさん）。固定電話とネットの環境もお世話になってるとは言え、こちらの意に反した膨大なチャンネル数に、相当の額を毎月払うのもばかばかしく、その上、JSPORTSも「plus」なんてものができて、これが見たけりゃ、月額＋1000円、ってのも納得いかない。ちょっと殿さま商売なんじゃない？ってわけで、家庭内仕分の結果、CS抜きの契約に変更して、約３０００円のダウン。そして、新宿で使っていたスカパーアンテナの復活、と決定。JSPORTS３チャンネルパックで、ダウン分の金額と同じくらい。それも、ジロ、ツールの季節のみかな（ほかはそんなに見ないし、見たいけど、見られるとも限らないし、録画してまでは見ないし）。チューナーが最新じゃないからHDでは見られないけど、だからどう、というほどでもないし。今後の予定としては、今見ているブラウン管テレビが壊れた時には、完全JCOM切りをして、普通に地デジ化、のつもり。

エコポイントだか、地デジ化だか、オール電化だか、梅干し殿下だか、省エネ家電と言われて振り回されるのは御免なのです。乗せられて買い替えはしないのです。古いものは大事にするのが一番なのです。

てな訳で、先日スカパーアンテナ設置、チューナーのセッティング完了。で、ジロがお楽しみなのです。別府君、期待してるからね。

今日も強く短く

出産前に髪を切りに行きたい由紀の時間に合わせて、今日も早帰り。

集合場所は今日も盛況、なので、「最初から人数分けて行こう。」との二郎さんの提案に従って、『上げたい人は先行グループ』。上げたいわけではないけれど、「早帰りなら当然でしょう」の慈朗さんのプッシュで、ワタシも先行4人組へ。山本山本小村小湊は、いつぞやの物逆シューリメンバー。農道過ぎてメインルートに出てからは、42km/h前後でのローテーション。きついことはきついが、昨日のような逆風でもないので、そこまで辛くなくついていける。が、ツノつきとはいえ、スリップに入らないよう少し間を開けて、なんで松下はついて来れるんだ?!。

高坂で左折のメンバーと別れて後続を待って合流。同じく時間制限ありの宮原さんと二人で岩殿登って折り返し。南風の強くなる前に帰りつく（農道でパンクもありましたが）。

90kmほどが走り足りない、わけではないが、午後はママチャリに航を乗せて、10km程離れた由紀の実家へ。もともと20kgはあろうママチャリに14kgの子供を乗せて走るのはかなりきつい。帰り道爆睡する航を乗せて、大泉で50円get。4月の締めくくりにはナイスなコインです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、昨日（29日）の朝、練習への道すがら、道場で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは今日30日の朝、志木の宗岡で。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは練習帰りの、慶應志木高校手前で。

 

東洋の魔女くらい、拾いまくりです。