本州の最西端、下関で育っていたせいか、福岡国際マラソンというものがかなり印象が強く(当時は東京国際マラソンもなかったし)、走りながら水を飲むんだ、とか、選手それぞれで用意している補給が違うんだ、とか、これを見ていて知ったような気がする。中でも、フランク・ショーターのドリンクは、『炭酸を抜いたコーラ』だと聞いて、なんともアメリカンな話だなと思った記憶がある。
補給と言えばサイクルロードレースの方がもっと上を行くものだと思うが、普段の練習では、30kmから50kmくらいで、コンビニ休憩が入るため、そこまでシビアに考えていない。が、先日のアート杯のようにノンストップで100kmレベルになると、非常に重要。以前はよく、カーボショッツを三袋くらいボトルに溶かして、もう一本のボトルは水にして、甘くなった口をすっきりさせて、などやっていたが、今回は買いに行く暇もなく、手元のもので代用できないかと考えてみた結果、はちみつでどうにかなるんじゃないかとやってみた。メダリスト(クエン酸)も少しプラスして、酸っぱさも加えればバッチリ、なんて思ったが、実際問題、走行中にフラスクをくわえた瞬間、むせた。。。失敗。味が濃くて喉に刺激が来て飲めたもんじゃない。本来補給と言えば、やっぱりパンなどの「普通のたべもの」に勝るものはないのだが、群馬のようなコースでは、のんびりむしゃむしゃ食ってる暇もなく、ゼリーのように「キャップを開ける」手間もかけられない。やはりボトルか、フラスクからの補給が望ましい。ツールを見に行ったときにフォナックのボトルが転がってきたが、中身は甘さ上乗せのスポーツドリンクみたいなものだった。じゃあ、とっととカーボショッツを買えばいいじゃないか、と言いたいところだが、ちょっとお値段がねぇ。ってことで、いろいろ調べてみたら、ポイントは「マルトデキストリン」だそうで、こんなものやあんなものがあるんだそうだ。味付けも自由になるし、安いし、って話ですが、どうなんでしょうか?。
そういえば、ボトルケージ。TIMEのヤツは筒状で、この手の甘いもの入れておくと、たれた糖分が張り付いて取れなくなっちゃうんだよね。昔ながらの針金細工タイプがやはりいい。換えとこうっと。
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