栗原だより

寒くってフユカイ

よく考えてみれば、2月18日、寒くてもどうといったことはないはずだが、この冬はどうやら甘やかされすぎていたかも。しかしよりによってこんな日が東京マラソンになってしまうなんて気の毒。知り合いも何人かエントリーしているので、天気の回復をひたすら祈っていたが、やはり夜から雨。と。今スタート。うへー、マジで寒そう。フジテレビの中継では、後ろのスタートの人たちは、カッパを脱がないですねーなんて小倉智昭が言ってるが、カツラを脱がない人に言われたくないかもしれない。この人、かぶるのはカツラだけにして、知ったかぶりはやめてほしいなあ。雨男は誰なんだろう。そういえば湯河原も雨かな。あ、バナナが4万2千本に増えてる。

国分寺のがれーじサイクルの話で、当時つくったシールとかストックしてあるものを見直してみたら、「LUNOKHOD」というロゴをデザインしていて、「PRODUCTION　by　ISHIDA　1988」とあった。そういえば知り合いの自転車屋さんからのお願いなんだけど、といわれて作った覚えがある。そのときは意識してなかったが、イシダさんだったんですね。「LUNOKHOD：ルノホート」っとは昔のソ連の月面探索車の名前なので、そのころ流行ったMTBかなんかだったのかな。奈良さんからもコメントいただいて、ビックリクリ。木島平からの返信待ってますよん。

梅は咲いたか、

ここ数日、風は冷たい気がしないでもないが、日差しの出ている間はかなり暖かい。5ヶ月も近くなり由紀の調子も昼間は割といいみたい。で、お休みも残り少なくなった今日は、深大寺へ行ってきました。このあたり、稲城方面に練習に行くときは前を走っていましたが、植物園の中に入るのは初めて。おとな500円を払って入った園内は思いのほか広くてきれいで驚き。温室にはベゴニアが咲き乱れ、バナナ、パパイヤ、ハイビスカスとちょっとした南国気分♪。モネもびっくりの蓮もたくさんの温室を回りきって、バラ園（今は咲いてませんが）を抜けて、梅園は白、赤、ピンクの花が満開。そのあと深大寺におまいりして、草饅頭食べて、の んびりお散歩満喫。

バスで三鷹にもどり、思うところあってサイクルハウスイシダさんにお邪魔。イシダさんのHPに最近書いてあった昔話に「国分寺にあった自転車屋さん」の記述があり、その自転車屋さんは僕が学生時代にお世話になっていたお店であり（ショップの名前のロゴを僕がデザインしたり、当時はまだ有料だった奥多摩に登りに行ったり）、僕の卒業後何年か後にお店を畳んでしまい、その後の店長さんの消息を知らずにいたので、もしかしたらと思った次第なのでした。パンクしてそのままだったチューブラのタイヤを買って、件のHPの話をしがてら、自宅の引き出しから引っ張り出してきた当時の写真を見せつつ聞いてみると、懐かしそうにお話いただけました！。そしてその店長の今の消息もうかがう事ができ、早速帰宅後検索検索。連絡は取れるか?!

古家の漏りは怖いのう

週末、天地真理を歌っていたかと思ったら、もう春一番が吹いたそうで、そうか、キャンディーズかと思ってしまうワタシはもうすぐ41歳。いちいち口をついて出る歌が古いなあというか、新しい歌が全然脳味噌のシワに刻まれなくなってしまったなあと思うのであります。歌なんて感受性の鋭いトシゴロでないと受け入れられないのか、恋をしなくなると、ラブソングも耳に入らなくなるんですかね（何のこっちゃ）。そんなわけでバレンタインだかなんだかは置いといて、せっかく休みだし、夕食くらい外でごちろうかと言っていたが、由紀の体調がいまひとつということで、予定変更して、たまたま義母が持ってきてくれたおかずと赤飯で食事の用意。レンジ中心の手軽な仕度、と思ったらやっちまいました、ブレーカが落ちました。30Aの我が借家、暖房と重なると無理もない。慌てず復旧してと思ったら、またまた1分しないうちにバッチン。エアコンも止めたし、レンジも使っていない。再度復旧するも、またまたバッチン、バッチン。ガスストーブの赤い灯のみがほんのり燈る部屋でケータイから東京電力に電話（家の電話も、つかえないもんね）。程なくやってきた作業員のチェックでは漏電はナシ。どうやら機器自体が古い、らしい。そういえば去年もブレーカの絶縁体にアスベストを固めた素材を使っているので取り外します、というのが来てたし。間に合わせの漏電ブレーカを付け替えてもらってとりあえず復旧。おそらく新築当時からついている、はずしたブレーカは1977年製。ということは我が家は今年で築30年か。ちなみにキャンディーズが春一番を歌っていたのは76年だそうです。みなさん、お元気ですかー!?。ってこれも古いか。

お・や・す・み

世間では3連休であったが、ワタシの休みはまだまだ続く。しかしながら3日で370kmほど走った体は結構いたんでいて、お尻から裏腿、いわゆるハム筋が張りまくり。ぶへ。なので今日ものんびり。今回の休暇は、ワタシの休みでもあり、妻への感謝キャンペーン期間でもある（らしい）。近頃はたっぷりの果物にヨーグルトをかけて食べるのが我が家では流行。イチゴとか夏みかんとか、果物もそろそろ美味しく出回る季節だし。果物というやつ、普通のみかんや、バナナを例外として、皮をむいたり、切ったりが面倒。イチゴなどジョーズにとってもヘタというくらいで。で、キャンペーン期間中なのでこの役目はワタシ。今日は、先日会社の同僚からもらったハッサクの分厚い皮をむいて、ひとつひとつ実を取り出して。果物はこのメンドーを人にやってもらって、自分は食べるだけ、って言うのがなんともいえないシアワセですね。

ほうれん草のパスタを作ってお昼のあとは、玄関脇の花壇の整理と草取り。こういう作業はあったかいので助かります。

ニューフェイス!!

岡部さんの宣言に乗って、よっこらしょと出発。昨日の晴天と強風のせいか今朝は冷える。が、気温の上がりも早い。家を出たときはキンキンに寒かったが運動公園へつくころにはかなり暖かく、この3連休ウインドブレーカーはずっと背中のポケットでした。でもビミョーに寒いかも。今日くらいは盛永君みたいにベストを着てるくらいがちょうどいいかも。てみじかに言うとベストがベストかも。発音的に正しく言えばヴェストがベストかも。くどい話は置いといて、さくさくと物見山直行。駐車場で小休止のあと、お山へ行く皆さんと別れて、私一人だけ折り返し。大東大前の坂を下ったあたりで、赤いアンカーのおっチャン（といってもたぶん僕より若い）に声をかけられ、下井草から7時に家を出てここまで来たと言うと、上尾だというその人は非常に驚いていた。そういえば物練は確かにスタートが早目かも。こうしてワタシはACRへ帰るというのにすれ違う自転車は多い。今朝の8時スターでさえ、大多数の自転車のりより1時間くらいは早いだろう。しかし、こうして一人で走るというの は、かなり無防備で心細い。早俣橋の下りでは鉄くず山盛のトラックが明らかにハバヨセして行くし、先頭交代のないビミョーな向かい風では踏ん張って35・6km/h巡航してみても持たない、疲れる、キツイ。<ひとりじゃないってぇ～、ステキなことねぇ～>と天地真理を口ずさみながら、早々に裏道へ避難。少し時間に余裕があったし、ぽかぽかと気持ちいいので、こないだ志村さんに教えてもらった「こっちが榎本牧場に行く道」というのをぶらぶら走ってみたら、いましたいました、牛、牛、牛。また今度ゆっくり来ましょう。

公園事務所に着いてトイレ休憩。自販機脇の椅子に座って由紀にメール中、向こうから物ジャーな方がやってくると思ったら松井さんご夫妻でした。今日は暖かいし、奥様を連れ出すことに成功したようですね。土曜の山本さんといい、松井さんといい、仲よきことは美しきかな。ウチも見習おう。

こうして連休最終日はさくっと110kmで切り上げて、午後から本日のメインイベント。由紀の妹が先週男の子を出産して実家に里帰り中。同じく都内在住のおばあちゃん（赤ん坊にとっては曾おばあちゃん！）も一緒に、ご対面なのでした。いやあ、赤ん坊というものはずーっと見てても飽きないくらいかわいいもんですねー。

サスペンス！

今日は向かい風の中、スレスレに集合場所に到着。風は冷たいものの、気温は高め。空気抵抗も減らしたいのでウインドブレーカは脱いで走る。岡部、盛永、河野、山本、志村、志村、玉クリ前の松村、そしてワタシ。ゴルフ場区間あたりでパイン倉林さんが合流。向かい風きつめな中、玉クリへ向かう松村さんが離脱し、その後順調に亀ロー着。亀ローではまたまたパイン秋郷さんが待ち伏せ。しばらくして屋代さんが追いついてきた。この風のなか、一人で追いかけてきたとは。これから登りにいくには、濃いメンバーが揃ってしまった。八高線沿いに進んで裏松郷へ。この間も走ったばかりなので、少し気が楽。大きくタレルことなくクリア。西平に下ったあと、山本さんの先導で慈光寺の坂へ。しょっぱなの斜度のある坂をいきなり山本さんが飛ばして先行。軽そうですね、うらやましー。序盤でダンシングとシッティングの繰り返しでリズムを掴みつつ、じわじわ上げていって、途中腰が痛いといっていた秋郷さんをパス。テッペン手前で岡部さんも捕らえて、割といい感じで登れたかも。帰りは追い風に乗ってカイチョーに帰還。

運動公園でトイレのあと一人で走る道。追い風を受けてる方向はいいのだが、少しでも向きが変わって横から風を食らうともう大変。サキタマ大橋は、場所が高くて横風がモロ。成増抜けてからも、路地の合間に横から突風食らうような風でした。

さて148km走って帰ってみると、妻が玄関に出てこない。1階台所にもおらず、2階で寝てるかとあがってみると、ベッドの足元下にうつ伏せで倒れていた～！。と思ったらあまりの眠さと暖かさに耐え切れずに寝ていたのだとか。日差しがあるとここが異常にあったかいのです。脇では場所をとられて猫がいじけて寝てました。あーびっくりした。

ミス学芸大学

気温も上がって、家でて早々にウインドブレーカを脱いじゃうほど。ホントに２月１０日なんでしょうか。陽気に誘われてか運動公園は大盛況!!!。冬なのに素晴らすぃですね。走る気になろうってもんです。珍しく女性多目なので班を分けつつ穏やかペース。上江橋過ぎのゴルフ場区間は、近頃ひび割れが激しいなあと思っていたら、補修工事がされていてフランケン状態。工事は大変ありがたいですが、継ぎ目のタールが雨上がりにちょっと滑るようです。アプローチ終盤、葛袋すぎて、パンク修理で出遅れたズッキー君（修理早いデスネ）含む後続集団がスピードアップして前に出ていく。中切れして、猛然と追うが、勢いのついた先頭集団にはなかなか追いつけずもがいていると、後ろから志村（み）さんが捲ってくる。はえーです、ベルギーの風です。負けじとまくり返してアップアップで清澄通過で亀ロー到着。休憩後、山班と別れて三段坂物見山経由で帰還。文化大学過ぎたあたりで待っていると、どうやら後ろでアクシデントが遭ったらしく、そのまま志村（だ）さん、大浜さんと３人で快速ペースで帰る。

夕方からは吉祥寺伊勢や。大学生のときのゼミの仲間と僕の卒業後１年足らずで亡くなった教授を偲んだ、年に一度の飲み会。入学時には先輩、そして、二年生時には同級生、そして一年後輩として卒業した友達（つまり２回ダブり）と４時に吉祥寺で待ち合わせて飲み会の前にお墓参り。当時、１４日がお通夜であったため、普段着ないスーツ姿を、バレンタインデーでデートかと会社の上司にからかわれて、腹のそこからムカついたものだ。回を重ねてもう１７回にもなるのだろうか、集まるメンバーも一時期よりは少なくはなったが、こうして無事を確認しあえるのは、嬉しいことです。

ところで、学生時代の思い出といえば、学園祭で「ミス学芸大」という「女装コンテスト」があった。当時５３キロ 程度の肉付きの細いカラダと、スネ毛の生えない足に、黒のタイトのミニスカートをまとい、優勝したのでした。このスネ毛のない足、自転車乗りになってから、こんなに重宝するとは思いませんでした。

ひねもすのたりのたりかな。

せっかくのお休み。のーんびりしてもばちは当たるまいと、寝坊気味に起きて、ゆっくり朝食をとって、昼過ぎから由紀と近所にお出かけ。お腹も少し大きくなってきたところで、あまりアクチブには動けないが、今日の陽気に少しは歩いたほうがよかろうってとこ。1本20万円のボトル（ドンペリじゃないですよ）を2本持ってまず銀行へ。窓口によっこらしょっと差し出して入金。裏でジャラジャラ機械で数えている。行員のおっさんも、半分あきれたような顔でにやついてましたが、あわせて6キロ近くが軽くなりました。また今日から地道に貯めようかなあ。

で昼はラーメン。出産後無事退院した義妹へのお祝いを選んだりした後、ケーキ。二人での外出は久しぶりなもので、イカンです、食べ過ぎました。少しでも消費すべく帰宅後はローラー1時間ほど。しかし、2月の9日（肉の日だ！）というのに、暖かいこと。猫になって一日中寝てたいくらい。

守銭奴（ホントの）

水曜からリフレッシュ休暇で、ムバラク大統領、じゃなかったシバラク会社に行きません。営業日連続7日間の強制休暇。ということは次の出社は19日。連続12日間会社に行きません♪。満40歳次年度に取得というキマリなので、いつ休んでもよかったのだが（11月のオキナワ前に長期合宿という案もあったが）、仕事に流されて先送りにしているうちにこんな時期になってしまった。気がつけば、妻は身重で一緒に旅行というわけにもいかず、ましてや一人でどこかへというわけにもいかないし。33歳のときにもらった勤続10年の休暇のときは、独り身を謳歌しており、当時乗っていたリッチーのロードもどきを持って父島に行ったのだが、25時間揺られて着いたその日に台風1号が発生して、大変な目に遭ったのだった。船がそのまま引き返してしまったために、週に一便しかないそのフェリーの都合で、宿泊予定を大幅に延ばすことになり、いろいろと困ったことになったのでした（凄く凄く長い話になるので割愛）。

ってなわけで今回はこの長い休みをとにかくゆるゆると過ごすのみ。日ごろの感謝をこめて家のこととか、少々の身辺整理など。で。じわじわ貯めていた500円玉貯金。こぶたの貯金箱にその日その日に財布に500円玉が残っていると入れて、いっぱいになると引っ張り出して、ボトルに詰め替えていたのでした。ボトル1本に400枚、つまり20万円。重さにして2,8kg。これがめでたく3年半で2本、40万円となりました。父島で大変だったころに買ったマッキントッシュG3がこれでニューマシンになるかなあ。

1/8計画

朝から展示会の会場に用事があって池袋。と思ったら、豊島区でも発砲事件だそうで、都内にそんなにたくさんその筋の事務所があったのかと思うと恐ろしい。

子供は二人以上が健全だとかいわれてしまうなら、ウチの田舎の母上様には健全大賞を国から上げて欲しいものだ（ワタシは4人兄弟なのだ）。しかも男女男女の順番の産み分け特別賞つきで。確かに、人生一人で暮らしていくのは寂しいし、子供という存在には、それだけで多くの可能性が感じられるし、自分の人生にもよい刺激になるだろう。だからといって、できちゃった婚とかは、不幸せな結果も多いし、テレビでやるようなDQNな大家族もどうなんだろ。某氏も言ってるとおり、このまま少しぐらいは人口へっても得こそあれ、損はないんで内科医？。近い将来都内の住宅事情も少しはましになろうってものだ。都心にはインチキな国有地もたくさんあるそうだし、安いずるい公務員宿舎なんか売り払えば税金だって年金だってどうにかなるんじゃないかって、突然社会派なこと書いてみたりして。団地ブームなころにできた多摩ニュータウンは今やゴーストタウン化してるらしいし、もう少しいろんなことを見越して箱は作らないと、都心の超高層マンションもゴーストタワーになるのがオチ。あんなの年取ると到底住めないし。最近どんどんできる狭小地3階建てペンシル（牛乳パックともいう）ハウスも考え物だし。

ウルトラQで「1/8計画」という回があった。人口過密の日本において、人間のサイズを1/8に縮小して解決を図ろうという話。僕が生まれたころでさえそんな話ができるくらいの東京はますます過密な都市になった。でもねー。ちょっと郊外へ行けばいくらでも広々してるしなあ。いつも練習で行く方面なんて、仕事度外視すれば、本気で住みたいくらい穏やか。IT化で在宅勤務が増えるかもとか言ってたけど、まるでそんな気配もないし、反対にセキュリティの都合でオフィスに縛られるようになっちゃった気がする。職住接近なんて無理なのかなあ。。