自転車乗り始めて間もないころは、ツール・ド・フランス最高だよなとか、僕くらいの時期だとパンターニかっこいいよなとか、恐れ多くもマイヨジョーヌの一枚くらい持っていたりして、今考えれば赤面ものなこともたくさんあり、自転車に限定しなくても、人の人生というものには抹殺したい過去のひとつやふたつはあるのだろう。だんだんと自分自身の走ることに傾倒してくると、あまり海外レースへの興味はそれほどでもなくなり(個性的な選手が減ったせいもある?)、それよりももっと身近なリザルトに関心は移る。JCRCで誰がどうだったとか、実業団であの人がそうだったとか。そんな先日の三宅島は実に楽しかったようだ。こういったイベントに非常に好意的な方々の存在とか、もっともっと感謝するべきなのかも。アマチュアから始まってプロでもこんな風に生で見られると、一気にその選手のシンパになったりするものだ。2005年に見に行ったツール・ド・フランスはそれなりに良い経験であったが、このツアーで同行していた我々日本人には、直接応援する理由のある選手がいない。ただかっこいいから、強いから、くらいの理由で、アームストロングやらマヨやらを応援しているが、脇にすわってる地元のおばちゃんたちは、僕らの知らないような選手を「知り合いだから」応援しているのであった。あなたたち日本人は何をしにここに来たのといわんばかりの、楽しそうな観戦だ。うらやましくも恥ずかしい気持ちであった。JCRCで僕らがチームメイトを応援しているのと同じ感覚だ。といってもそこには「知り合い」の選手は走っていないわけで。そこへ来て別府フミユキの活躍たるや、うれしい限りで日本人的には手放しで応援するべきなのである。しかも勝手ながら「知り合い」なのだ。お話ししたことあるのだ。一緒に写真をとってもらったことがあるのだ。ヘルメットにサインしてもらっているのだ。18歳も年下だがファンなのだ。サッカーがメジャーでないころにがんばっていた奥寺が市川正敏氏のようなものであるとすれば、「企業からハケン」されていたかもしれないけどがんばったカズのようなイマナカさんがいて、そして、フミユキ君がリアルタイムでがんばっているのだ。と、そんな彼がとうとうツール・ド・スイスに出るらしい。ウチのケーブルテレビ、JSPORTSの1と2は基本パックで視聴可。プラスは別契約なので、ジロは、飛び飛びでしか見られなかった。今月来月はJSPORTSプラスを追加契約して別府を見るしかなかろう。ちなみにウチの父親はスミユキだった。関係ないか。
関係はないでしょうけど、ウケました(笑)。大ウケ。
そういえば、能登路をマイヨ・ジョーヌで疾走されてるお姿、鮮明に覚えておりますよ。私も初めて能登に出た年は全身ビランクだったもんです。
投稿情報: umetica | 2007年6 月 7日 (木) 14:25
ひゃー、恥ずかしい姿を暴露されてしまいましたね。umeticaさん、その後の経過はいかがですか。無理せず焦らず、じっくり治してください。
投稿情報: kominato | 2007年6 月 7日 (木) 23:06