昭和33年の3月3日生まれの人は、平成3年の3月3日に33歳になるという話がそのころあって、それに対抗して大正7年の7月7日生まれの人は、平成7年の7月7日に77歳になるというめでたい話などがあったりして、更にそれに対抗してウチの母親は、3並びなら負けないと、まず自分の母親が明治33年の生まれで、自分が1933年、高校が33回の卒業で、33歳になる年の3月3日に3人目の子供(ワタシ)が生まれてなどなどとこじつけて、NHKのラジオに投稿してスタジオのアナウンサーから電話をもらった放送をカセットテープに録音して、何度か聴かされた。そんな3番目の子供の私にとって男ながらに3月3日が誕生日というのは、小さいころはそれなりに気にもなったし、上下を姉妹に挟まれて、ケーキはいつもおひな様ケーキだったし、中学、高校のころは常に期末試験の初日とか、前日だったりするのが少しだけ悲しかったりもしたが、今となっては覚えがよく、むしろありがたいかも知れない。8月の初旬が予定日のわが子は、夏休み真っ只中。おめでとうを言ってくれる友達には会えないかもしれない。ケーキよりもカキ氷かもしれない。しかしお盆休みも近い、しっかりお祝いしてやるから許せ。わが妻は12月の半ばの生まれなため、誕生日とクリスマスが一緒だったとかで微妙に損した気分だというし。誰しも自分の誕生日にはなにかしら思うところがあると思うが、なんでこんなこと思ったかというと、昨日家に着いたときの走行距離メーターが33.33kmだった、というだけのことでした。
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