栗原だより

復帰一ヶ月

4月最終日。西麻布交差点のマンホールで。ここは以前も5円拾ったとこ。今月はよく拾いましたよ。7日から通勤再開して、今月は自転車に乗った日が18日間。そのうちお金に巡り合った日が13日。なんと7割2分2厘です。額としては207円と少な目でしたが。走った距離も1245km。再開月にしては、まずまず上出来か。

散歩中

6時過ぎにうちを出て、バシっとハシって、11時前に帰宅。ジャスト100キロ。由紀が髪を切りに行くので、航のお守りで近くの黒目川まで散歩。雛鴨の隊列も居て、まあなんと穏やかな休日なことか。

ヒリヒリ

日曜日は、完全晴れの予報が大当たりだったものの、夜半過ぎまで雨は残っていたようで、せっかくきれいにした自転車も濡れた路面で、あっさり汚れてしまうのは、ナントカの法則なのかどうだか。ともかく実業団の居残り的早出メンバーは、河野、志村、杉浦、米谷アンド私。個人的にはまともにチーム練に参加するのは、久しぶり。ナノに。ピコに。のっけから河野君の引きが強い。杉浦さんもゼッコーチョーらしいし、志村さんも顔色変えずに走っていくし、米谷さんはビミョーにツキイチだし。アップアップで食い下がるものの、とうとう清澄手前で遅れをとる。ヨタヨタと清澄を登りながら「切れてないですよ」と、つまらない長州小力のネタが頭をよぎる。明らかに切れてるのに。亀ローで、新婚河野君が離脱の後、残ったメンツで松郷。そのあと志村ツアーガイドの引率で、いや、結構走りました、登りました、帰りも南回りで引き回されました。ウチに帰ってシャワー浴びたら、アームウォーマーはずした腕が日焼けでヒリヒリ。久しぶりの134kmでオマタもヒリヒリなのでした。やっぱこうじゃなきゃね。

20日から覚書

河野君の二次会明けの20日月曜は、あらかじめ休暇をとっており（飲みすぎるわけでもないのだが）、地元の田舎の都会「所沢」で買い物。ガラ空きだぜ、ビバ所沢。で、火曜は雨で、水、木と自転車でGO。金曜は新宿御苑のスタジオで撮影だったので、61+61+40の平日走行距離は162km。下井草から三田までの通勤ならフルで5日間走った数字を三日で軽くクリアするなんて。ビバ平和島、ビバひばりヶ丘。

土曜は、雨。いい機会なので、timeはタイヤ交換とお掃除。雨のしのげるガレージがあるのは非常にいいのだが、半地下状態なため、高さが160cmほどの天井に気が緩むと頭ぶつけまくりなのがたまに傷。去年の7月の修善寺5時間の時のゼッケンシールのカスがまだフレームについてたなんて、ほったらかしすぎで、お恥ずかしい。

あらためて、この三ケ月

昨年夏に鬱などという診断を喰らい、9月はまるまる休暇となり、10月から職場復帰。しかしながら、違和感は、日を追って募る一方で、とうとうそれは年明けとともに始まった業務(それを人はプロジェクトと呼ぶ)で決定的なものとなり、気分はますます落ち込み、朝は出社のために起きるのがやっと、休みの日には、まるで意欲がわかないほどの疲労感。自転車乗る気も起きないどころか電車に乗っても常に空いた席を探す有り様で我ながら情けない。時間をやりくりしてたまに顔出す心療内科も、行けば行ったで、場当たり的にさし触りのない問診のあと、お決まりの薬を出されるだけ。人様の練習日記を見れば、皆さんのモチベーションの高さに自分の状況が惨めになるだけで、そのうちパソコンを開くことさえ億劫になり、いつまでこんな状況が続くのか、と、かなり人生を悲観してました、マジで。
三ヶ月の間、酒を飲む気にさえならず、1月の高校時代の部活の先輩後輩との飲み会も、楽しい気分にもなれなかったし。 まあしかし、病は気からだかなんだか、よほど職場の雰囲気に自分がなじめなかったのか、4月に正式に異動した直後から、全然気分が晴れてきて、あの焦燥感や疲労感が嘘のように消え去った。どこかのマサコサマも、七三分けの館から脱出しないかぎり、あの引きつった作り笑いからは解放されないんだと思う。ホント、それが唯一の解決の道だと実感しました。
客観的、結果的に、私の持った違和感は、間違ってなかったようで、ま、そんなことを真面目に受け止めてしまうから、こんなことになるんでしょうな。異動したのはいろんな意味で正解だったみたい。
鬱などというもの、何を判断基準なのかはわからないけど、私の場合は結局は自己解決なのかって感じ。そうでなければ、徹底的に医者も原因を探らないと、と言っても、他人の職場にあれやこれや口出しできるわけでもないし。心療内科ってやつは、かなり無責任だというはなしも、なまじ嘘ではないかも。
いろいろと心配してコメントいただいたり、メールをくださった皆さん、本当にありがとうございました。この御恩は、きっと走りでお返しします（え、どうやって？）。

春らしく

土日、連続で走るなんていつ以来なのか。7時発には少しの気後れもあり、現実問題付いていけそうもなし、20分遅れのスタートで今日もまずはひとりで久しぶりに亀ローを目指す。清澄ってこんなにしんどいとは。で、亀ローはスルーして、三段坂からのルート。JAXA入り口向かいの戸建てもめでたく売れたようで、なーんて思いながら、山村坂も、こんなにきつかったとは。トモローで、ちょっと補給してとりあえず１００km走破。ケツの筋肉がいい感じに痛くなってきました。

午後は、チームメイトの河野君の結婚2次会パーティ。青山なので、やや早めに出て北参道でナルシマに寄り道してタイヤなど購入。同じ行動パターンの他5名のチーム員、日曜のナルシマに場違いなスーツの面々。43歳にもなると、なかなか結婚式など呼ばれることもなく（昨年10月に、アラフォーの妹が結婚したのはかなり想定外として）、いわゆる世間一般的にいうところの適齢期の二人は、かなり初々しく感じられたのでありました。めずらしくビンゴが快調に穴が揃ったと思ったら、かなりやってくれるぜ的な景品だったりして、穏やかな気候にも恵まれた楽しい宴でありました。いやーめでたい。

二次会の帰りに

拾う円。

××と畳は

自転車的には、チューブは新しくないといけません。

7時隊、8時隊、今の私にはどちらにご一緒するのもしんどそうなので、微妙に間の時間にひとり練で出発。先週はトモローまで行って折り返したので、今日は物見山くらいまで、緩めのペースで行くつもりでタラタラ走っていると、「表」の信号で、ばかでかいフレームにまたがった白人二人連れに「ドコマデイキマースカ？」の挨拶とともに追いつかれる。「モノミヤーママデ」と答えて信号が青になると、なんとなく成り行き上、そのままトモローまで、40km/h手前のスピードで先頭引かされ状態になってしまう。トモロー交差点で信号ストップになったので、今度はそのデカイ体を風除けにさせてもらおうと走り出したとたんに後輪がパンクで置いてけぼり。仕方がないので、パンク修理に取り掛かると、長いことパンクしてなかったせいなのかなんなのか、タイヤとチューブがくっついて同化してる状態で、メリメリとチューブを引き剥がすようなありさま。ミニモウフで空気を入れ終わったころに、予想通り、8時隊の宇津さん、松井さんが通りかかる。ちょー久しぶりな上にこのありさまで、恥ずかしながら、手を振ってごあいさつ＆合流。だったのに。どうも交換したチューブが具合が悪く、スローパンク状態。結局東上線踏み切り手前で、再度パンク修理。既に自前のチューブはなく、松井さんから1本いただいて交換。タイヤのほうも実は傷だらけで、このままではちょっと怪しいので、お二人にお礼申し上げて、ここで帰還。予備に宇津さんからもチューブを預かって、ホントにありがとうございました。ひとりなら、家まで40km、泣きながら帰るところでした。チューブはマメに、パッチ修理してリサイクルするほうなのだが、ゴム自体が古くなってしまっていたようでした。パンクしなけりゃしないで、チューブも新しくしとかないと。んでもって、そのまま志木のYsに寄ろうかと思ったら11時前で、入れなかったので、思いついて、志木のマルイに行って、ジーンズ1本買って帰りました。レーパンで、クリートカチカチ言わせながら、デパートで買い物する俺。ま、地元だし。

ここんとこ、ご無沙汰、そしてそこんとこ、夜露死苦！

長かった冬も去り、いきなり初夏のような日差しの続く日々で始まった4月であるが、ワタシもどうにか自転車生活に復帰できそうな気配が出てきた。1月からいきなりかまされた、個人的には非常に不本意なプロジェクトから年度末で抜けることに成功し、肉体的にも精神的にも解放され、落ち着きつつあるのでした。異動したので、同時に勤務先も変わり、3ヶ月のブランク明けにいきなり通勤距離が30kmオーバーとなって、耐えられるのかどうかかなり不安ではあったのだが、いざ走ってみると、数字の割には意外と走れちゃうもんで、この7日から今日まで、雨と飲み会の日を除いて順調に自転車通勤継続中。しかも、お金拾いマン、1円、1円、50円、1円、10円、50円、ときて今朝もまた10円と、7日間連続お金拾い記録更新中なのであった。ま、そんなわけで、GWくらいには、何とか週末の練習でもゴリゴリ走れるようになりたいなと目論んでる次第で、とにかく、ま、仕事とはいえ、人間性を否定されるようなことは、いかんのですよ。まったく。