先週病院へ行く途中、志木市役所前を通過中、メーターの数字が安定しないと思ったら、なにかが吹っ飛ぶ音がして、止まって引き返してみたら、フォークに付いていたはずのセンサが落ちていた。よくよく見るともう、プラスチック自体がひび割れていて、考えてみれば(考えなくても)10年以上使ってるものは仕方がない。この一週間、メーターナシで走っていたが、落ち着かないことこの上ない。
櫂はこの数日、ぐっすり朝まで寝てくれていて、添い寝している由紀もかなり助かっている。
さて、私も楽しみな病院の面会。とにかく一週間、待ち遠しくて仕方がない。与野から大宮方面へのルートについて、先日書いたら、さっそくコメントいただいて、そうか、副都心で抜ければいいのかと、早速行ってみると、さすが、こちらの方がいいですね。
航は会うごとに落ち着いていて、表情もすっかり明るくなった。踏切の絵も描くし、部屋から出られない状況にもわがままを言わず、シートを敷いて、プラレール遊びをし、食事もきちんと摂り、話をして、そして笑う。この数日は点滴から解放されていて、ベッドから降ろして抱っこして、にらめっこして、お互い笑っているうちに、泣けてきた。大げさな誇張ナシに、笑顔が輝いている、と思った。
メーターが吹っ飛んだ話をして、大宮の自転車さんでメーターを買いたいと話すと、素直に承諾してくれて、少し早め、7時過ぎに病院を出る。帰り際に、ポータブルDVDにトミカのDVDをセットして、航はおとなしく見送ってくれた。この小児医療センターの入院から二ヶ月。帰りたい、とか、お父さんは来るな、とか、暴れていたのがウソのように、落ち着いている。あきらめた、というよりは確実に成長した、という感じ。帰りの月は大きく見えた。
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