栗原だより

とりあえず多摩川

今年は冬もがんばるぞなどと宣言しておきながら、インフルエンザを言い訳に

だらけだした気分に気合を入れねばと思いつつ、

朝から「女王の教室：一気に放送スペシャル」などをついついみてしまい、

これにも教育学部出身のせいだからなどと、心の中でつまらない言い訳をしながら

どうにかだらだらと出発の準備をし、そろそろ日も高い町へとようやく繰り出す。

町はもう年の瀬であり、時間が遅いのも加わって、

危ない運転をする不慣れな車が多いので要注意である。

歩道を歩く人たちも暮れの準備のためか、いつにもましてお年寄りが多い気がする。

被害者はもちろん、加害者になるのもごめんなのでひたすら注意。

多摩川原橋から多摩サイに入ると脇からナルシマのジャージが一台前を走る。

暮れの多摩サイは人もいつもよりは少なく、彼のスピードは今日の僕には

ちょうどいいかもと後ろに追い上げついてみる。

こちらに気づいたのか前方の状況にきちんと手信号をする、かなり好感の持てる走り方。

追い越してみるとその横顔は意外に若い、おそらく１０代である。

自転車も見ればコンポはティアグラ。ますます好感度ＵＰである。

こうなると、たらーっと流そうと思っていた４０歳前のおじさんも後にひけなくなり

前になり後ろになりしながら、とうとう日野橋まで行ってしまった。

あーっ疲れたと思う間もなく彼はＵターンしてしまったので

こちらも向かい風の復路を走り出す。こっちはもう流したいのだが

なんとなく待ってるようなスピードに結局往路と同じく

べったり前後ろで多摩川原橋まで走ってしまった。

多摩サイまでの往復含めて７０ｋｍ程度のたいした距離ではないにしても、

今のコンディションの僕にはそこそこよい練習になりました。

しかしナルシマさんのスペルミスってもういまさらどうにもならないんですかね。

あーしかし明日も朝8時から「女王の教室：一気に放送スペシャル」。

まただらだらしちゃうんだろうな、だめだめな俺。。。。

３９歳のお肌

岩盤浴なるものに行ってきた。三鷹の五日市街道からちょっと外れた「ゆらく」。

フロントで「岩盤浴セット：２２００円」を支払って、まずは普通に温泉。

ここの温泉は海水だそうで色も茶色く濁ってしょっぱい。

汚れを落としぬる湯、あつ湯につかってさっぱりしてから 岩盤浴へ。

浴衣に着替えて、タオルをもって、波に洗われて丸くなったような石が並ぶ区画を

指定された番号のところにお邪魔。タオルをしいて まずは仰向けに寝転んでしばらく。

ぬるいサウナじゃねぇか、こんなもんで汗が出るのかと思っていたが

１０分も過ぎると滝のような汗が！。

サウナと違ってタオル越しの石の暖かさ（熱さ）が心地よい。

腰にも肩こりにもよさそうな感じ。うつぶせに体勢を変えて、また１０分。

ほんとによく汗がでる。浴衣は汗でびしょびしょである。 その後のぼせないように

時折外に出て覚ましつつ 結局制限時間の1時間ほぼいっぱい堪能した後

足裏をぐりぐりマッサージしてもらい、また温泉につかって終了。

このところの溜まった体中の毒を出しきった感じ。

帰り道は外の寒さも気にならない。

ん～、夜になってもお肌しっとりすべすべ。 まだまだ３０歳で通せるな。

ん、ということは一緒に行った妻は二十歳だな。え？。

要注意！

復活自転車通勤3日目。会社は今日までなので自転車「通勤」は今年最後であります。

心の片隅では先週のうちにバッチリ仕事は片付けて

今日の水曜日は某所水曜練習などに出られたらなどと

淡い期待をしてたりもしたが、インフルエンザで大幅に計画は崩れ去り

今日に至る。

通勤用の自転車とレース用の自転車は別で、日々つけているExcelによると

通勤自転車での今年の走行距離は7891ｋｍ。事故も怪我もなく走りきれてなによりなにより。

しかしこの時期、朝、日が登るのが遅くかつ、位置が低く、

夏の夕暮れの西日並みに目線にまぶしいのである。気をつけないとね。

通勤が済んでも、練習には行かないとならないがこちらも気をつけないと。

3年前は30日に走り納めに荒川行って、工事中の路面にハンドルを取られて

車止めに激突。スネをパックリやって、3針縫ったしぶい思い出があるのでした。

しかしおじさんたちは「あいさつ回り」だそうだ。

それが終ると納会だそうだ。寒い中、俺は一生懸命

お客様に挨拶してきたぞ、顔つなぎだぞ、えらいだろオーラぷんぷんだが

電車賃ももったいないし、その電車を走らせるエネルギーももったいない。

僕は普段からお客様のご要望にこたえるべく、きちんとお仕事してますから、

わざわざ挨拶の必要なんてないのでアール。

おじさんたちは、あいさつ回りよりも、ウエスト周りでも気にした方が

いいかもしんないし、僕は納会でお酒飲んじゃうと自転車に乗れないので

そんなの、ＮＯ会。あーつまんね。早く帰りて。

年末年始

いつもの年なら、夫婦で僕の実家に帰省するところなのだが（ここ3年間はそう）、

12月の最初に妻が体調を崩し、ついで僕がインフルエンザ。

今年は少し様子をみて東京にとどまる事にした。

恒例の「河豚：ふぐ！！」が食べられないのは残念なのだが。

（ちなみに写真は昨年のもの）

と、なると意外に時間もあるなあと思ったりして、日ごろ自転車を理由に

ご無沙汰してる人々の顔がいくつか浮かんできたりして。

いやいやせっかくなのだから、後回しにしていた家の事もきちんとしなくては

とも思ったりして。やっぱりあわただしいのかな。

そういえばもてぎの出発時間は朝4時だとカキミさんからメールが来ていた。

自分できめたエントリーとはいえ、フクザツ。。。。。さむそ。

あと三日

今朝は９時に出発。久しぶりの自転車通勤。陽もさして体感的にはかなりあたたかった。

丸一週間乗ってなかったので、さぞかし体もしんどい事だろうと心配したが

乳酸の抜けきった体は意外に軽く、程ほどに汗ばみながら会社に到着。

たまった仕事はさぞかしと冷や冷やしていたが、それほどでもなく、安心。

今年も仕事はあと3日だとおもうと少しうれしいかな。

夜は、きれかかった蕁麻疹のお薬、クラリチンをもらおうと、

医者の空いてる時間までに間に合うつもりで会社を出たが、タッチの差で間に合わず。

明日は早くいかないとね。これがなくて正月を越す自信はないっす。

仕事でもしますか

先週の大井埠頭を走った後、翌日からの悪寒がインフルエンザと発覚し

丸一週間、自転車に乗らなかった（というか動けなかった。。）。

こんな長期間ペダルを踏まなかったのは今年の記録を見てみると

7月にツールの観戦ツアーでバスに詰め込まれていたときくらいで

このまま寒さを言い訳にして乗らなくなりそうで、ちょっとやばいかも。

最初の二日ほど寝込んで少しはよくなってきたかとも思ったが

そう簡単に全快っとなるはずもなく、関節の痛みが増長したように首から肩もガチガチになり

（マジで首が動きませんでした）なんともつらい一週間でした。

さすがに今日あたりは少しは楽になってきて、普通に動けるようにはなってきたので

暇をもてあまして皆様の日記やブログをのぞいてみると、

相変わらずガシガシ走ったり、山を歩いたり走ったり。

当たり前のようですが、さすがです、頭が下がります。

ちょっとは焦ってきたので、Ｍ-１見ながら一時間ほどローラー漕いでみました。

フトモモから乳酸は抜けきったようですが、おそらく仕事は溜まってることでしょう。

明日から三日間、仕事片付けにいきますか。

もてぎの分も休めるようにね！

休み

思いがけないインフルエンザのおかげで

せっかく沖縄前から参加しだした土曜練も今週は無理そうだし、

今年のまともな練習はこのままフェイドアウトになってしまいそうだ。。

今日ママチャリに乗って少し走っただけで息が切れるなんて情けないっす。

癌から復活して自転車乗り始めて、おばちゃんにも抜かれるアームストロングの心境だ

って、レベル違いすぎですか、失礼しました。

クラリチンによる寒冷蕁麻疹退治もうまくいき、今冬の練習には気合が入っていたのに

少し悔しいかもしれない。

しかしながら、ぐったり寝ていたおかげか、筋肉痛のない太ももが戻ってきた。

こんな足はいつ以来だろう。けっこう新鮮な感動かもしれない。

この際クリスマスだし、暮れだしいいことにしようかな。

甘いかな。ずるいかな。ゆるいかな。だめかな。

ま、１２月で冬が終わるわけじゃないし、インフルエンザへの免疫もできたことだし

もてぎに向けて調整しつつ、年明けからまたしっかり走ることにして、春までの計画を立てながら

クリスマスのチキンでも楽しみにしてこの週末は過ごすことにしてもいいでしょうか？

って誰に聞いてるんでしょうかね。やっぱりあまいっすか。

素養とは

平日に家にこんなにいることも珍しく、昨日は何年ぶりかで「徹子の部屋」を見た。

「城咲仁」だった。元歌舞伎町Ｎｏ１ホスト。流石だった。相手は徹子。

しっかり会話が成り立っている。うまい。徹子もうれしいに違いない。

城咲仁の会話にはしっかりとした素養を感じる。

彼の抜けた後の歌舞伎町を取り上げる番組も後を絶たないが

その後のＮｏ１たちは、つまらない「ノリ」だけでそのポジションに繰り上がってるようにしか見えない。

４００ｍハードルで二度も銅メダルを獲得した為末大という選手がいる。

特別なコーチにつかず、トレーニングから食生活にいたるまで

すべて自分で工夫し、努力し、１７０ｃｍほどのカラダでありながら

欧米の並み居る選手の中でもぎ取った銅メダル。尊敬すべき素養の持ち主だ。

僕の場合はどうだろう。父親譲りの「すね毛の生えない足」。

自転車ノリの大半が感じるオテイレのわずらわしさを感じたことがない。

大学生のときにこの足を見た自転車ショップの兄ちゃんから

「レースやんない？」といわれたことがある。

調子にのってやっとけば今頃は。。。

あ、そんなの素養でもなんでもないですね。

為末選手見習ってがんばります！

復調の兆し

タミフル飲んで丸３日も寝ていれば、さすがのインフルエンザウイルスもおとなしくなり

喉、関節の痛みも和らぎ、今日はかなり平和である。

２ヶ月前に妻が仕事を辞めて家にいてくれたので本当に助かった。

しかし朝起きて仕事も行かず、やることもなく猫を眺めながら

「今日のご飯は何にしよう？」などとお茶をすすりながら会話している様は

老夫婦のようだと言ったら、妻には「私は家事があって忙しいですから」と

言い放たれてしまった。。。。

熟年離婚されないよう、このご恩は忘れずに大事にします。

と、気がつけば、今週末はなんとクリスマスだった。

プレゼントは何がほしいのかな。ははは。

丸三日間の寝たきりで衰えた体力は

まだまだ自転車乗りに行ける元気には程遠く、天気予報も荒れ模様。

復活目指しておとなしくしてますか。

甘かった。。。。

ビタミンCの大量摂取により、想定どおりキョーレツな下痢をモヨオシ、

しめしめこれで風邪ともおさらばだと思っていたら、どうもおかしい。

以前私のことを、筋骨隆々でもないのに意外に力がある、なかなか病気をしないといって

「奴隷のような体質」と言われたことがあるが、これはヘンだ。

会社を早引けし、家路を急ぐ。「風呂でしっかりあったまって一晩寝れば」と

早々に床に就くが、翌日起きてみるとさらに症状はきつい。

体温はなんと３８℃！！！。じっと寝ていたが、おさまりそうもないので

午後、近くの病院へ。優しそうな顔をしたお医者さんは、ウイルス検査だといって

細長い綿棒を取り出すと、トータルリコールのシュワルツェネッガーのように鼻の奥の奥までねじ込む。

涙とくしゃみがとめどなく出てくる。。。１０分後結果を聞くとまさにインフルエンザＡ型。

どおりで寝ててもよくならないはずだ。忘年会やなにかで電車通勤時にでも伝染されたのか。

「このタミフルが効きますから」と、なんかお医者さんも嬉しそうだぞ。

タミフルって、異常行動かなんか起こすんじゃなかったっけ？

今の僕なら、会社に乗り込んでひとりやふたり首を締めてもおかしくないよー

知らないよー、俺のせいじゃないよーとどきどきしながら、夕食後、解熱剤とともに服用。

隣で寝ている妻の首を絞めることも、二階から飛び降りることもなく、

今朝からはどうにか症状もおさまり、熱も下がってきた。

まだ喉も痛いし、関節も痛いのではあるが、一命はとり止めた。

死ぬかとおもった(マジで)。

うがい手洗い、みなさんも気をつけて。