栗原だより

どうやら

風邪をひいたらしい。昨日朝起きたときにノドが痛いとは思っていたが。

道理で昨日の大井埠頭も強風以上に力が入らない気がしていた。

気温以上に感じた寒さと、異常な食欲もおそらくは風邪の前触れだった。

今朝起きるとノドの痛みは倍増。肩から、腰、ひじに至るまで、力が入らない。

嫌な咳もでる。おとなしく電車で出勤。

あなたの風邪はノドからだろうが鼻からだろうが、引き始め対策はビタミンＣである。

会社のそばのマツキヨで瓶詰めのビタミンＣタブレットを購入。

1日何錠という用法を無視して、大量摂取。

そのうち吸収しきれなくなったビタミンＣはおなか急降下を誘発するはずだ。

そして急激なゲーリーとともに、熱は去り、のどの痛みも消える、はず。

ちょっとトイレに引きこもるのはチトつらいけど。

明日には元通りの自転車通勤に戻れるはず。

今週末はがんばらないと。

零度

今日は大井埠頭。いつまでもここにいればと引き止める暖かいベッドを

やっとの思いで抜け出し、朝食、唐辛子油塗り捲りで準備。

靴下も2枚重ね。しかし寒い。寒い。寒い。

ウインドストッパー地のジャージを着込んで出発。

ひざが突っ張るのが難点だが寒さには勝てない。

10人ほどのメンバーがそろっていて、この時期にしては上出来。

いざ大井埠頭についてみると、車線を仕切る変なガードレールができていた。

ドリフト族対策なのだろうか、まったく困った邪魔設備だ。

来年のTOJもだいじょうぶなのかね？

太陽が出てきたのはよかったが、風が強い。じっくり集団を組んで先頭交代しながら

6周回。横風に飛ばされそうになりながら、それなりにヘビーでありました。

年明けのもてぎはこんなもんじゃないぞーと思いつつも

今日の寒さはちょっとごめんだ。逃げるように帰宅。

チャーハンとちゃんぽんをたらふく食って、ストーブの前でぬくぬくとおひるね。

夕方は妻と近所に買い物。下井草江森青果はハクサイひとつ68円。

野菜中心の我が家の食卓の強い味方であります。

夕食まえに素走ってみようかとも思ったが、寒すぎて断念。

意志が弱いのね私。

贅沢♪

タバコをやめてから、周囲の人間も非喫煙者率がぐっと高まり、免疫がなくなってきたようだ。

夕べのペタッキボーネン会は、５０％近い喫煙率の中、やはりいたたまれなくなって

一次会もそこそこに退散。失礼いたしました。

しかし、やめたから言うわけじゃないけど、禁煙できないのは

「意志が弱い」ためじゃない。「意識が低い」のだ。「高い意識と高い税金」。

これが禁煙への近道かな。

税制調査会だかなんだかテレビでやってたが、その会議室の机には灰皿。

あきれるね。鈍いのだ。周りが見えてないのだね。古い社会のおじさんたちだ。

さて、退散したあとは阿佐ヶ谷SugarRoseによって、妻への誕生日ケーキを購入。

とうとう大台突入でろうそくは３本。僕の後に並んだおじさんは「ろうそく4本」と注文している。

まー４０歳の奥さんにまだまだ優しいんじゃないの～、このこのなんて思ったが

４歳の娘がいると考えるのが妥当であった。

で、今日は誕生日当日。贅沢にも銀座へ繰り出し、回らない御寿司。

こってりしたものを受け付けなくなった胃袋にも寿司はするすると入っていく。

ごちそうさま。おいしいね、やっぱり。

明日は大井埠頭。最低気温は零度！！の予報。大丈夫かな。もう寝ます。

ボーネン会

今日はマキュアン、じゃなかったボーネン会であるために自転車通勤はお休み。

寒いとか何とかいいながらそれでも月半ばにして走行距離は580ｋｍである。

今年は自分的にはホントによく走ったと思う。

しかし上には上がいることも思い知らされた。でも自分的にこれだけ走っていなければ

そんな上の人たちの鬼のような意気込みを感じる土俵には上がれなかったと思う。

ビジネスマンレーサーである以上、仕事は仕事、趣味は趣味。

今までは仕事を言い訳に練習をおざなりにしてきた気もするが

そんな人たちの話を聞いてみると、仕事も大変なりに時間を作り精進している。

コンディションや時間のことを考えると、近頃あまり付き合いのお酒の席は気が向かなくなってきたし

特に職場の馴れ合い的なボーネン会はご遠慮願いたいのだが

今日のボーネン会は、今年一年、僕の仕事をサポートしてくれたプロダクション主催。

よくよく考えれば、いろんなレースに出られたのも彼らのおかげかもしれない。

感謝して、参加させていただきます。

そして明日は妻の誕生日。感謝するべきは彼女が一番だ。

今日は飲み過ぎないようにします。

寒いね2

日本列島すっかりカンパに覆われているそうだ。

俺のはＳＨＩＭＡＮＯだけどって、つまんないボケはこのぐらいにして

このままいつまで続くのかしらん？どうせなら年明けのもてぎは

5月に延期になってくれたりするとちょっぴしウレシイかも。

今朝は仕事の都合で出発が7時過ぎだったのでまだ陽も低い。

2℃ってのは朝からしみるねぇ。全国的には雪も降ってるようだから

自転車のれてるだけましですね。感謝しなくては。

ところで、タバコが増税することになるそうだ。もっと上げてもいいのにね。

かくいう私も5年前までは喫煙家。大学入学とともに上京し、

同時に同居することになった兄の影響で吸い始め。

CASTER、たしか180円だったよ。それからほぼ1日1箱で17年。

仕送りの尽きそうな月末には、飯かタバコか迷ったりしたもんだが、

自転車にハマってから1年経たないうちに、やめた。

半分が喫煙人生になってしまってることへの言い知れぬ恐怖感と

やめれば速くなるよという、どこからかのささやき。

そして幼い頃喘息持ちだった僕を心配する母親に、せめてもの孝行かと。

ハンドル握り締めてれば、タバコに手が伸びることもない。

背中のポケットにはタバコとライターの付け入る隙もない。

運動量の劇的増加もあって、巷の常識とは裏腹にやめて1年間で体重は4ｋｇ減少。

確かに息切れはしなくなった。速くなってるかは、いまだに疑問？？

でもって、増税分で「児童手当」。なんかヘンだ。

情けは人の

パッキンの壊れた蛇口のように、だらだらと修正の入るカタログの改訂をようやく仕上げて、

後は印刷屋さんの営業に渡せばおしまいだと、日も暮れた冬の第一京浜をひた走る。

走り始めて10分あまり、路肩に寄せて後輪をはずしたロードレーサーが一台。

帰宅時間ともかさなり交通量を増した道でその修理の仕方は危ないよと

声をかけると、交換したチューブにさっぱり空気が入らないらしい。

そのリアホイールを貸してみなと、バルブに空気を入れてみるがまるで手ごたえがない。

こりゃポンプのせいじゃないよ。ヤっちゃったね、タイヤセットするときにチューブをはさんだに違いない。

よくよく見れば新品だろうそのチューブにぱっくりと５ｍｍほどの切れた穴。

ここは仕方ない、お互い様だ、僕のスペアチューブを譲ることにした。

こういうときはさっと渡して名前も告げずに立ち去るのがパターンってものかもしれないが

彼は、途方にくれた表情を一変させ、ありがとうございますと財布からお金を取りだす。

あ、そうか、「税込１０５０」って値札ついた箱のまま渡したのは僕だった。

わざとじゃないよ、いただいときましょう。

お礼のつもりか５００円玉が足されていたが、１０００円札だけもらって立ち去る。

そういえば入稿が迫ってるのだ。しかもよく考えてみればこっちもあと家路は２０ｋｍ近いのだ。

パンクしたらどぼじようと、どきどきしたがパンクの神様も今日は穏やか。

我が家も程近い、いつものお店までたどり着く。

早めにスペアを買っとかないとと、1050円のチューブをひとつレジへ。

「お会計８４０円です。」

あ、クラブ員割引でした。

ま１６０円は親切代ってことでよしとしましょう。

だってこの寒空のパンク修理は泣いちゃうもんね。

寒いね

カンパだ。一人１０００円ずつ、なんとか頼むって、

いやいや、真冬並みの寒波だそうだ。ほんとに寒い。

自転車にまたがれば、１５分もすれば体はあったまってくるし

先日新しく購入した手袋（ドイツ製らしいがブランド名はなぜか「CHIBA」）は

なかなか優れもので指先はＯＫ。 しかし気温も一桁にもなると

鼻、耳、足の先などは冷たくてしょうがない。

真冬並みって言われても、このままほんとに真冬になったらどうなるんだ？

我が家は杉並区の荻窪からやや外れた住宅地の一角にある、小さな借家である。

戸建てで、周囲も空間が広く、夏の風通しは抜群、 気兼ねなく暮らせるので

非常に気に入ってるのであるが、 冬は寒い。

朝起きると真っ先にストーブに灯を入れる。

狂ったように空腹を主張していた猫は、ダイエット中の少な目のえさを平らげると

早々とストーブの前へ。 こちらはといえば、朝食を済ませると、

足に唐辛子オイルを塗りたくり、 足カバー、靴カバー、耳カバー、

ウインドブレーカを着込んで出発準備。 うらやましいね、猫は。

おつかれ

なぜ健康優良児なんてことを思い出したかというと

土曜日にワタナベさんとマスハラさんと飲んだからだった。

ワタナベさんは自転車とフランス好きが高じて、今年前半フランスで自転車三昧の3ヶ月を過ごしてきた人、

マスハラさんは果敢にＪＣＲＣに挑み続け、とうとう1クラス昇格をもぎ取った人だ。

ふたりとも、とても熱心な上に、ガタイがいい。うらやましいのだった。

その場の話題では「筋トレ」もあがっていたが、今年の夏に本場で見てきた

ツールの選手達はみな、しっかりした筋肉の持ち主だった。

写真やテレビで見る限り、5％以下だとかいう体脂肪率の数値にも惑わされて

スマートな痩せた選手ばかりのような印象を受けるが、実物はすごい。

（グリーンジャージのハスホフトは太りすぎだと思ったけど）

連チャンで昨日はチームの忘年会。

そんな思い出話もあったりして、それなりに盛り上がったが

仕事も溜まってたし、やはり、体は少しお疲れ気味。

強靭な体が欲しいものだ。

マッスル先生、今年の冬こそお願いします。

健康優良児

その昔、健康優良児表彰というものがあった。

本州の西の端に位置する僕の出身地、その人口27万人都市（当時）のさらにその中の小さな町、

僕ともう一人しか同級生がいない小さな町で、そのもう一人の少年が健康優良児表彰になった。

学校代表になったかと思うと、市の代表、県の代表となり、とうとう全国最終選考の１０人に残ってしまった

正真正銘の健康優良児だった。小学校6年生ながら身長は１７０ｃｍほどあっただろうか、

スポーツは万能、町内会のソフトボールチームでは当然のようにエースで四番、

そのころできたサッカースポーツ少年団でも中心選手、確かにかっこよかった。

反対に僕は１４０ｃｍほどの背丈しかなく、絵に描いたようなライトで8番。

町内会の集会で彼のおめでとう会が開かれた時には記念品を渡す役目だった。

中学生になり、そんな僕も少しは身長も伸び、部活程度のスポーツには親しみ、

3年生のマラソン大会では件の健康優良児よりも先にゴールインをした。

中学校のグラウンドから目と鼻の先にあるその町からは、自分の子供が出ていようといまいと

近所のおばさんたちが沿道の観戦に出てきていて、その結果はちょっとした町の話題になった。

ロードレース風にいえば「脚質」が違っただけのことだろうが、一番驚いたのは僕だった。

その後曲がりなりにもカラダを動かすことに肯定的になれたのは、この経験があったからに他ならない。

がんばれば速くなる、と信じたい。40歳を迎えても、伸びるかな。

ものの記録を調べてみると健康優良児表彰とは

昭和５（３０）年、富国強兵の国策に基づいて「日本一の桃太郎探し」のキャッチフレーズで始まったが、

「個人表彰は不要な優越感、劣等感を生むもととなる……」などの意見が強まって、

昭和５３（７８）年をもって個人賞の授与は幕を閉じる。とある。

とすると、僕の年か次あたりで終わってるらしい。

「劣等感」は感じなかったと思うけどね。

集団復帰

仕事が溜まってしまった。別にサボっていたわけではないが

年末年始への皺寄せがぐっと来た。

楽しみにしていた週末の練習は悲しいけどお預けだ。

制作作業と打ち合わせのバランスが崩れ、スケジュールを無視したわがままな変更、

詰め込まれる急ぎの依頼、、、三月に一度くらいは、つじつまあわせの皺寄せが押し寄せる。

仕事の速さにおいては超一流な私にさえ

このような状況が生まれるのは、おそらく会社が超辺鄙な場所にあるせいだろう。

レースも仕事も、集団から千切れたらおしまいだ。

山手線から外れること20分あまり。

移動にかかる日々の無駄な時間、精神的な負荷、

集団復帰のために足を使わされる感覚に近いかも。

こんな場所に会社を持ってくる経営センスはおよそ信じがたいが

僕にとっては日々約５０キロ走るための目的地。

ま、ボーナスも出たしね。