小学生の体力が落ちているのと裏腹に、シニア世代の体力が向上しているらしい。長い人生、考えてみれば小学生くらいで足が速いとかなんとか言ってみたところで、数十年経て中年太りでたるんでいたのでは意味が無かろう。
ワタシ自身、40代も半ばで腹も出てない人生を送ることになっていようとは夢にも思っていなかったし、そのような環境を与えてくれた自転車には感謝するのみである。
さて、昨日のアート杯、出走していたZクラス終了後に、松下からグサリグサリと言われた言葉に少し考えてしまったのである。JCRCはほんとに良く出来たレース運営で、おそらくアラフォーをボリュームゾーンとして、多くの草レーサーにとって非常に励みになる活動をしておられるし、そこで優勝(入賞)し、昇級していくことは、仕事に追われるつまらない日常を送るおとなにとってささやかな楽しみである。が、表彰台に上がるための努力たるや、アマチュアレースとはいえ並大抵のことではないのである。Fチームにいた頃になんとなく何度か走ったレベルではそんなことに気づくことも無く過ごしていたが、奈良さん募集の周回練にワケもわからず参加したのがきっかけで(思い起こせば、そのときのメンツは、奈良さん以外に、PHのN崎さん、N村さん、A郷さんに、S田さんという濃縮還元メンバー)自分のぬるさを思い知らされ(てゆうか、お呼びでないレベルだし)、物見山ではチームの皆さんはもちろんのこと、練習コースを同じくするその周辺の皆さんも、非常にまじめに練習しているのであるよ。そうなるとワタシにだって速くなりたい気持ちぐらいはあって、練習量を増やし、数年前に比べればはるかにレベルを上げたと思っている。
だがしかし。レースに結果が出ない。というか、松下の指摘どおり、その気が無い、といわれれば返す言葉も無い。練習ではそれなりのくせに、レースだという気合が無い。前へ前へとポジションを争う人たちに、どんどん引けてしまう。もともと、ガキのころは足が速くもなく、かけっこで勝てるなんて望みもせず、遊びでも、然り。トランプで負けても特に悔しくも無く、七並べなんかでアタマを使うようなことに意義を感じない性質。天然にお勉強がそこそこ出来たクチなので(それも中学までで、なめ腐ったせいでその後はガタ落ち)、別にガツガツしなくてもね~、っていう感じ。これがよくない。昨日も早々にちぎれたあと、秋晴れの群馬を爽快に自転車で走ってるなんてシアワセなことじゃないか、なんて考えながら走っている。まじめにレースしてんのか!といわれても、ごめんなさいというしかない。レースがらみでお知り合いになった同年代の方々はみんな、歳に負けず、レースをし、結果を出し、昇級してるし。まったく、カド番を繰り返してダラダラと番付を維持している魁皇みたいだな、おれ。千代大海みたいにこのまま引退しちゃうのか?。って、それも大関にまでなった人に失礼か。
なんて思っていたら、沖縄の関門時間が緩くなってるとの情報。イカンですよ、それは。ワタシは今年はシニモノ狂いで順位上げます。
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