栗原だより

驚愕的過去最高月間距離到達

今日で10月もおちまい。富士200などもあったため、雨と風邪（風じゃなくて）で5日から6日間連続で1mmも乗っていないのに、月間1600kmジャスト達成。空白の6日間がなければ、2000kmペースである。なんだ真面目なサラリーマンレーサーでも月2000kmってホントに不可能じゃないんだなと妙に納得。ただがむしゃらに距離走ればいいってもんでもないとは思うけど、基礎レベルとしては、走った距離はうそをつかない、のは確かだろう。

よく走れば比例してよくお金も拾うのが私のエライところ。昨晩の帰路は北品川八ツ山橋もがきの後、品プリ前で100円ゲーット！。今朝も四ツ谷に向かう大木戸坂で1円、品川北交番前（!）の信号待ちで足元に50円。もちろん交番には届けません。こないだは秋ヶ瀬でも1円拾ってるし。私の走るところにコインあり、である。

ところで最近はもっぱら走る場所は埼玉方面。物練ではいつもヒトの後を付いていくのに精一杯、どちらかというと方向音痴気味な私は、いまだもってルートをよく理解していない。これではイカンと前から地図を物色していたのだが、なかなか見つからずに困っていた。当然市街地道路図はあるのだが、肝心の峠方面が記載されていないのだ。と思ったら、この間阿佐ヶ谷の本屋さんでようやく見つけました。「山と高原」地図シリーズ「奥武蔵・秩父」。そうか、山と高原だったのね。ついでに「奥多摩」も買っときました。防水ユポ仕様です。たまにはゆっくり一人で走って、ルートをトレースしないと。

ゴルフはしないけど

フクシマアキコが久しぶりに、優勝したようだ。藍ちゃんやヨコミネサクラを向こうに回して。

いまどきのプロスポーツ選手だと、オフィシャルHPのひとつくらいは当たりまえにあって、ブログなんかも公開していたりする。1年以上前にフクシマアキコのブログをのぞいてみたことがある。不調が続いていて、足の具合がどうこうと綴ってあったのだが、はいってるコメントはみな、ファンからのものであろう甘い励ましばかり。その中にひとつ、きっぱりと「あなたの不調の原因は太り過ぎだ！」と直球が投げてあった。それに対して、「ゴルフ場で生の彼女を見ていないからそんなことを言うんだ。彼女は全然太ってない！」などのヨイショが返されてるあたりが相当な闇の深さを物語っていた。その後ブログは一時期閉鎖。その間にも藍ちゃん旋風は吹き荒れ、2位のフクシマアキコはより3位の藍ちゃんが一面になるといった日々。僕はゴルフは全然やらないが、当時のフクシマアキコは確かに太っていて、インタビューのときに口がやけにひん曲げてしゃべるなあと思っていた。太りすぎからくる足の故障。かばって歩くために起きる背骨のゆがみ。。という悪循環がひと目でわかろうというものだった。女子プロゴルフはながらくパワー信仰があったか、みんなどんどん太っていた。デビュー当時細かったハットリミチコなども、気がつくと水戸泉になっていて、タイトル争いから消えていった。フクシマアキコもアメリカ暮らしなんかしていて、食生活への配慮が足りなかったに違いない。オヤジももと野球選手だし、食生活が豪快でビフテキとか大好物なんだろうな。ビールなんかぐいぐい空けたりして（勝手な憶測でスミマセン）。

今回スポーツニュースで見たフクシマアキコは明らかに痩せていて、優勝インタビューでも、口はまっすぐに開いていた。もともとパワーはあるから、これから体重キープできれば上向きに行けるんでしょう。がんばってねえ。ところでアンドーミキも優勝した。彼女は体重5kg落としたらしい。5、5、5、5kgって。。。そこまでついていたのか。今までは10代で成長する時期に体重コントロールは非常に難しかっただろう。これからでしょうね。こちらもがんばってください。マオちゃんはいまひとつ苦手なのです。

さて私。昨日200km走破して今朝の体重は相変わらず59.2kgほど。昨年の今頃はもう1kg軽かったけど、運動量は比較にならないし、弁当持参でコンディションはまずまず。いいとこなんではと自分では思っている。FISCOに限って言えば上りも全然きつくなかったし。あーとうとう2週間切りました。緊張するー。

５時間４０分

朝４時過ぎに垣見さんのお迎えで、富士サーキットへ。昨晩からの雨も小降りになり、到着した時には予報どおり雲も晴れてきた。それにしても入場ゲートでこんなに渋滞するのはなぜ？。受付してそのままピットで準備。能登でもらったタオルと大井埠頭での練習時のパンクでもらったチューブのお返しに、100km参加の藤宮さんのいるピットに。するとなんかお尻の辺りが？。カーボショッツを移し替えたフラスクの蓋のしまりが悪かったようで、ねばねばとお尻にしみてるじゃん。げげげ。仕方がないのでそのままスタートラインへ。すっかり晴れてきて、腕カバーもひざカバーもいらないかと思ったけど、山の天気は変わりやすいのだと念のためそのまま、スタート。沖縄前だし、今日のテーマは怪我しないこと、補給をうまくやること。まだ路面は乾いてないし。安全第一でそろそろと進む。だけどねー、のっけから意外と速いんですなこれが。1周目は7分35秒。２、３、４、５周と7分２０秒かかからずに回る。６周目は７分07秒。7周目ののぼりで、ファンライドジャージの細沼さんに追いつく。「ペース速めだよねー」と細沼さんも言うのでやはり速めなのか。その後も１７周目までは７分30秒を越えることなく回る。日も出てきてかなりあったかく、アンダーが冬物であることを後悔し始める。だって去年は寒かったんだもの。人間だもの。半分の22周目を過ぎ、7分50秒前後に落ちる。２５周に入ると最後ののぼりでアウターのまま行くことができなくなってきた。このあたりまでは、特定の集団に乗ることもなく、芋洗い状態のまま、適当に前にいる人たちを風除けにし、登りでリードして、また先の集団に乗り継ぐという展開。２７周目で3UP列車に乗って7分32秒に盛り返すが、午後になって風向きが変わり、ホームストレートがかなりな向かい風となる。29周目でとうとう8分台におち、３２周目には、３８秒まで垂れる。気持ちも切れそうになるがこの登りで、アンカーの若手二人が引くグループがやってきた。スピード的にも人数的にもベリーグッドなこの流れに乗った！。次の周では8分09秒に復活。35周目には8分を切る所まで復活。登りはおとなしく、平地と下りはそれなりにというリズムのこの集団はさすが先頭をアンカーがペースを作ってるだけあって、僕が乗った周から１０週の間、きっちり８分弱のラップを刻み続けた。どうやらこのグループの大半は僕より周回が少ないようだったので、ラストの２周は少し前へ出て、７分４５、７分４０秒で、４４周回完了。トータル５時間４０分。女子の１位には負けました、速ぇ～。ave３４km/ｈくらい。出走前におにぎり３個。走行中には「薄皮あんぱん５個入り」を４個。カーボショッツを２本溶かしたボトルと、水のボトルの２本。お尻をガビガビにしてくれた生カーボショッツは結局そのまま。週半ばからのパスタ攻めも効果あったかも。最後まできちんと踏めました。

fuji200.xlsをダウンロード HRは前半調子よく７分20秒くらいをキープしているときでmax181、ave169くらい。中盤垂れたところは、やはり上がりきれず、max173、ave162くらい。後半集団に乗ってからは、max175、ave159くらい。４０周目の下り前に後ろで大音響の落車があってビビッてmaxが206になったところは置いといて、ラスト４４周目はmax180まで上げられました。集団で楽するとHR（ave）は下がりぎみ。少し要領得てきましたか。気温は最高２３℃、平均１９℃。獲得高度は1250ｍほど。サーキットの周回レースは、リズムが作れるし、集団から遅れてもまた後ろから速い集団が来るので乗り換え可能でペースの崩れは少ないのだが、沖縄のようなワンウェイレースはそうはいかない。うまくペースを考えなくては。

終了後、駐車場で屋代さんに会う。僕をラップしていったはず、なのに5時間50分だそうだ。よく聞いたら落車につっ込んでタイヤがバースト、会場内で買って付け直したのだとか。それなのに１０分差しかなく。やっぱ速ぇ。

さっくりめのはず。

週半ばに早々と奈良さんからまたきついメニューと、濃厚メンバーの参加者コメントが入っており、日曜日に200kmを控えた私にはちょっとと思っていたら、水田さんから通常班（やや遅め）の宣言が出たので早速参加表明。ありがとうございます。朝はぎりぎりになってしまってややあせって出発。道満で宇津さんといっしょになる。４０代、ボーズな二人。ハンドル換えての初めて走なので、感触を確かめながら秋ヶ瀬をぶっ飛ばす。なんかやっぱり脇がしまって引きがいい感じ。集合場所には今日も9人。道中、沖縄50km調整の松井さんが飛ばす。ちょっとだけお付き合いで追走したが、速い～。パワフルです。清澄ポイントでは早々に掛けた遠藤さんをまず先行してそのままスピードアップ。離しておいて、中盤で少し休んで、誰か後ろから来たら乗っていこうと思っていたら、ちょうどよく岡部さん。が、頂上まで追いきれず。その上、盛永、水田、志村とスピード乗せて下りに入っていく面々にはそのまま行かれてしまいました。この辺が力の差ですファクション。亀ローで休憩後、山に行く遠藤さん、笠井さんと別れて引き返し。飛び出しを繰り返す松井さんをぐりぐりと追いかけたりで、さっくり目のはずが、結構踏んだ道中でした。明日大丈夫か？おれ。

「コンサートはハママツにイキマース」

夕方から、甥っ子の誕生祝のためと、天気もやや怪しいのでおとなしく荻窪駅へ。かなりな時間差なのでホームの混雑は少ないが、そこでなぜに僕に目をつけたか、初老の白人のご夫人が「Do you have a cellular phone?」ときた。肩に巻いたショールには食べこぼしのようなシミがあり、お世辞にもきれいな格好とはいえないものの、品のよさそうな雰囲気。怪しくはないなと思って「yes.」と答えると、知人に電話したいのだといって、アドレス帳のとある番号を指し示してかけてくれという。0・・・6165・・・・とあるその番号を指さしながら「ナナイチナナゴー」という。え？ロクじゃないのと思いつつ、外人の字は下手だし、書き方のクセもひどいし、本人が言うんだからとおもって、いうとおりにかけてみると当然ながら通じない（妙なところに通じなくてよかった）。悲しそうに肩をすくめるので、もう一回、今度はきちんと「ロクイチロク・・」でかけると、通じた。が、留守電。僕の乗る列車も来てしまうし、しかたなくバイバイ。ご婦人はホームに残った。別れ際に「コンサートはハママツにイキマース」と一言。ナンナンダ?!そのメッセージは。頭の中は？だらけのまま、電車は進むのであった。。。

夕方は何とか仕事を切り上げ、由紀と待ち合わせて、兄夫婦のところへ。1歳になった甥っ子は、めきめきと大きくなっていて、表情も豊かになってきた。終始上機嫌であった。かわいいね。

ふたたび半ソデー

昨日よりは何℃かあったかいらしいので、半そでに腕カバーで出発。この時期、着るものひとつから悩みますな。私のバヤイ、外部の打ち合わせなんかも全部自転車移動なので、そのまま相手のオフィスなんか行くと、妙に薄着なヘンな人になってしまうので、薄手の上っ張りをカバンに忍ばせてそそくさと羽織ったりしてるのだった。朝の早稲田通りで、早々に1円ゲット。路肩のコンクリートとアスファルトの境目に潜んでいたので、かなり傷みが少ない上玉。夕方からは、データの納品が何箇所かあって、三田に銀座に、メッセンジャー状態。そういえば夕暮れのメッセンジャーって、無灯火なひとが意外に多いですね、イカンデスね。ぐるぐると今日も59km。帰った我が家は、最近屋根裏をねずみが走り回ってるようだ。こまりましたね。

一雨ごとに

寒くなるとか、なんとか。昨日は寒かったもんで、今日からジャージも長ソデー。赤尾敏は反ソデー。と思ったら、走るとやっぱり意外に暑いのね。二日ぶりの青空は気持ちイーなんて思ってたら、代々木の小田急の踏み切りはいつにも増して→←→←となかなか開かない。イライラして待つ目線に1円玉発見。デキるディレクターの私は今日もテキパキと仕事をこなして、夕方にフレンドで注文しておいたハンドル交換へ向かう。呼吸的にラクかと長らくソトソトで440mmをつけていたのだが、私の肩幅は特に広いわけではないしフツーに420mmに戻すことにしたのであった。呼吸的にキツかったのは自分の心肺機能がヘタレだからだし。家路の短い距離ながら、なんか力が入る、力が逃げない感じ。よれない感じ。指摘してくれたアヤーノさん、ありがとう。富士200、ちょっと楽しみ。

で、440mm（芯芯で420）のハンドル、3Tのクアトロパーム、半年使用、欲しい方いませんか？。

胸算用

文系、文科系の私は、数学が苦手。よくレースの解説で、先頭の逃げと今何分の差だから、時速を何キロ上げればあと何キロくらいで捕まえられますね、なんて市川さんあたりはささっと計算して見せるのをあんぐり口をあけて聞いているのが常。さて昨日今日と予報どおりの雨で、そんな火曜日に飲みのお誘いがあって、近い自転車仲間8人で飲み会。今年も沖縄に出る人、今までに出たことある人、今年初めて出る人、そして出ようとして日にちを間違って休暇をとり損ねた人、の8人（全員12(3)0km組ですが）。今年出る組は、酒量も控えめ。僕も控えめ。そんなわけで酔いも浅く、そこそこに帰宅してきたので、沖縄の最後の足きりまでの時間を再確認してみた。

130kmのスタートは8時55分。スタート位置の変更で昨年のようなことはないだろうが、ま、9時ジャストと見積もって、最後の源河の交通規制解除足きりが12時40分。名護までは約１２kmなので、3時間40分で118kmを走りきることができれば、めでたく完走だ。距離÷時間＝スピード。このくらいの計算はできる。って約32km/ｈか。うーん、わからなくなってきた。あ、でもほんとに130kmあるのかな。去年までの120kmってそこまでなかったし。あーほんとに胸算用。考えても仕方なさそう。

こんな雨の日は

近頃、クラッシックだとか吹奏楽だとか流行ってるらしい。所ジョージの番組あたりでも「もうひとつの甲子園」的な一生懸命な高校吹奏楽部員の姿が放送されたのもその一因のようだ。かくいう私も今を去ること25年前からの3年間の高校生活は吹奏楽部でバスクラリネットを担当して練習に明け暮れていたのだ。それまでは楽器の経験もなく、楽譜を読むこともできず、50人あまりの楽団の中でたった1本しかない楽器を任され最初の数ヶ月は辛くて辞めたくて仕方がなく、だったらなんでそんな部活に入ってしまったのかというくらいな毎日であったが、続けていればどうにかなるもので、夏休みに入るころにはそれなりに様になってきて楽しくなってきたものだった。楽団としての実力は県内でも有数で、3年間とも県大会は突破、地区大会でも常に上位であったが結局全国大会にはいけずじまい。しかしまあ、よくもあんなに朝から晩まで練習したものだ。全国大会が開かれる吹奏楽の甲子園、環七脇の「普門館」そばを、今通勤で毎日走っているのも感慨深い気がする。

昨日の練習のあと、なんとなくそんなことを思い出して、ラックから当時のコンクールやコンサートの「カセットテープ」を引っ張り出して聞いてみた。カセットなんていつ以来？巻き戻しってこんなに時間かかるんだっけ？。A面、B面裏返すのか。。それにしても25年も前か。僕が生まれる25年前は真珠湾攻撃してたんだもんなあ、昔だな。試験前は練習はナシかと思ってると、クラリネットの一年先輩から、よく言われたものだ。「一日練習しないと、取り戻すのに３日かかる」。その人はいまや某国営放送楽団の奏者だ。すげ。

と長い前置きであったが、こんな雨の日、少しは早く帰ったので、ローラーくらい回しときました。オキナワってアマチュアロードレーサーの「甲子園」らしいですから。ほんとか？

本物の自転車乗り

ツール7連覇勝ち逃げアメリカ人の著書には「本物の自転車乗りは、たった1時間くらいであれば、自転車をガレージから出しもしないだろう」とあり、その当時片道１０kmほどの通勤ライダーでしかなかった私は、ナンダそれ?!と思ったものだが。今日も大浜さんの呼びかけに、屋代、盛永、飛田、高橋、そして私。大浜さんと屋代さんはちゃんと3周したそうです、脱帽。ＡＣＲ遡上はゆるめにスタートし、入間からも裏道経由。それでもじわじわとスピードはアップし、清澄踏みまくりで先行する屋代さんを頂上で捕らえきれず！と思った瞬間右から盛永君に差され、下りのはいりばなで大浜さんにもぶち抜かれ、下りきったあたりでは、飛田、高橋結託コンビにもやられてしまいました。亀ローでの補給中、今日の身の振り方を検討するが、昨年のオーバーワーク＆坐骨神経痛の二の舞はまずいので、おとなしく引き返すことに。それでも、同伴の盛永君と３５～４０チョイで回していく。と、途中で、ゼルコバ＆松村さんが後ろから「帰りですか～」と抜いていく。いつみても松村さんのお尻は、丸々としてハリがあって、いかにも速そう。去年見た、ガルゼッリの生ケツにも匹敵しますな。荒川もどって、のんびり雑談モードで帰着。公園to公園で７０km。29,2km/have。146HRave。187HRave。行き帰りのアプローチでトータル116km、約4時間半。少しは本物の自転車乗りに近づけました？